スプマンテ(スパークリングワイン)のボトル750mlを一人で飲み切れる方は少ないでしょう。
自宅用に買いづらい理由のひとつです。
もし余っても、専用ストッパーを使えば炭酸ガスの放出やワインの酸化をある程度防止でき、
1-2日は美味しさを保ちます。
しかし、もしそれが無いときはどうすればいいのでしょうか…?
イタリアの家庭では、銀製のティースプーンをボトルに挿しておくだけ。
炭酸ガスと銀が化学反応して、ボトル口からガスが抜けにくいと言われています。
シャンパン生産国・フランスでもこの方法は知られていると聞いたことがあり、日本でもこれを
紹介するTV番組を観たことがあります。
しかし、これは迷信だということは今ではハッキリしています。
私も実際に試してみましたが、ティースプーンを挿さない場合と比べても、1-2日後の違いは
感じられませんでした。
むしろラップなどでしっかり包んだ方が、多少の効果はあるかと思います。
驚くべきことは、専門店のバールでも応急処置的にこの方法を使うお店があること。
専用ストッパーが不足した場合などに限りますが、やはり普段からストッパーを常備して
おくべきことです。
イタリアのバールでは、専門知識のないバリスタや利益偏重主義のオーナーがいることは、
残念ながら否定できません。
そこでよくあることが、スプマンテを一杯頼むとき、すでにガスが抜けてしまっていること。
多少ガスが弱いと感じられる場合でも、本来お客様に提供すべきものではありません。
その場合、交換してもらうようすぐに言うことが大切です。
経験の少ないバリスタなら悪気があるわけではなく、単に気づいていないだけの場合も
あるのです。
エレガントで華やかなスプマンテをご自宅でも安心して楽しめるよう、まずは飲み切れる
サイズのハーフボトル(375ml)を選ぶか、専用ストッパーを買っておくことをオススメします。
それでも残ってしまった場合は、サングリアやホットワインにして飲んだり、料理用に使うと
いいでしょう。
【関連バックナンバー】
冬の風物詩・ホットワイン
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チャオ!仮想バール『ベッラ・イタリア』へようこそ! イタリアのバリスタYuskeが、ここ仮想バールでお相手します。日頃カウンターで話す最新情報・つぶやきを、バールでなかなかお会いできないイタリアを愛する日本のみなさまに語りかけます。 朝のカプチーノ、お昼のピッツァ、午後のエスプレッソ、ジェラート、夜のワイン、カクテル…。それぞれのシーンに合わせて、ぜひ“ご来店”お待ちしています。ごゆっくりお楽しみください!
2012/01/28
2012/01/27
青カビの魔法・ゴルゴンゾーラ
ワインのおつまみで、今月の私のお気に入りだったのが、ゴルゴンゾーラ・チーズ(Gorgonzola)。
チーズ大国・イタリアでも、ゴルゴンゾーラはその代表格であり、世界で最も有名な
ブルーチーズのひとつです。
せっかくなので、ゴルゴンゾーラについて少し紹介したいと思います。
発祥は、ミラノ近郊・ゴルゴンゾーラの町。時期は諸説ありますが、9-10世紀頃のこと。
現在では、ミラノを州都とするロンバルディア州、および隣接するピエモンテ州で生産され、
保護原産地呼称DOP (Denominazione di Origine Protetta)に指定された生産地域に限定
されています。
ゴルゴンゾーラは牛乳から作られるチーズですが、最も特徴的なものが、断層状に含まれる
青カビとその独特な香り。
ピリッと辛味のある刺激的な風味は、一度好きになったら病みつきになる味です。
私が重宝している理由は、様々なワインに合わせられるから。
赤・白・ロゼはもちろん、デザートワインやマルサラ酒などにもよく合います。
それでも、ワインに合わせる目安にするには、ゴルゴンゾーラがドルチェ(Dolce)とピッカンテ
(Piccante)の2種類に大別されることを知っておく必要があるでしょう。
熟成期間2ヶ月以上のドルチェはクリーミーで甘味があり、同期間5ヶ月以上のピッカンテは
硬くて辛味が強い、という特徴があります。
そのまま食べても美味しいですが、マスカルポーネ・チーズとクルミを添えるのが伝統的な
食べ方。
ピッツァの具材としても有名ですね。
4種類のチーズをのせた「クアットロ・フォルマッジ」には、必ずゴルゴンゾーラが入ります。
私のオススメは、ゴルゴンゾーラと生ハムをのせたピッツァ。コクがあるのにデリケートな
味わいは、エレガントなディナーにもピッタリ!
野菜ならトマト、セロリ、ペペローニなどに合い、フルーツなら洋ナシ、リンゴ、イチゴなどにも
よく合うでしょう。ハチミツやジャムとも相性抜群です!
この他にも、パスタ、リゾット、肉料理などのソースに幅広く使われ、サラダに入れても
個性的なアクセントをつけてくれるに違いありません。
買ってきたゴルゴンゾーラは、アルミホイルに包んで冷蔵庫に保存し、早めに召し上がって
くださいね。臭いが気になる場合は、タッパーやジップロックなどの密閉容器に入れると
いいでしょう。
ゴルゴンゾーラ協会・公式サイト(イタリア語・英語・仏語・独語・スペイン語)
http://www.gorgonzola.com/
チーズ大国・イタリアでも、ゴルゴンゾーラはその代表格であり、世界で最も有名な
ブルーチーズのひとつです。
せっかくなので、ゴルゴンゾーラについて少し紹介したいと思います。
発祥は、ミラノ近郊・ゴルゴンゾーラの町。時期は諸説ありますが、9-10世紀頃のこと。
現在では、ミラノを州都とするロンバルディア州、および隣接するピエモンテ州で生産され、
保護原産地呼称DOP (Denominazione di Origine Protetta)に指定された生産地域に限定
されています。
ゴルゴンゾーラは牛乳から作られるチーズですが、最も特徴的なものが、断層状に含まれる
青カビとその独特な香り。
ピリッと辛味のある刺激的な風味は、一度好きになったら病みつきになる味です。
私が重宝している理由は、様々なワインに合わせられるから。
赤・白・ロゼはもちろん、デザートワインやマルサラ酒などにもよく合います。
それでも、ワインに合わせる目安にするには、ゴルゴンゾーラがドルチェ(Dolce)とピッカンテ
(Piccante)の2種類に大別されることを知っておく必要があるでしょう。
熟成期間2ヶ月以上のドルチェはクリーミーで甘味があり、同期間5ヶ月以上のピッカンテは
硬くて辛味が強い、という特徴があります。
そのまま食べても美味しいですが、マスカルポーネ・チーズとクルミを添えるのが伝統的な
食べ方。
ピッツァの具材としても有名ですね。
4種類のチーズをのせた「クアットロ・フォルマッジ」には、必ずゴルゴンゾーラが入ります。
私のオススメは、ゴルゴンゾーラと生ハムをのせたピッツァ。コクがあるのにデリケートな
味わいは、エレガントなディナーにもピッタリ!
野菜ならトマト、セロリ、ペペローニなどに合い、フルーツなら洋ナシ、リンゴ、イチゴなどにも
よく合うでしょう。ハチミツやジャムとも相性抜群です!
この他にも、パスタ、リゾット、肉料理などのソースに幅広く使われ、サラダに入れても
個性的なアクセントをつけてくれるに違いありません。
買ってきたゴルゴンゾーラは、アルミホイルに包んで冷蔵庫に保存し、早めに召し上がって
くださいね。臭いが気になる場合は、タッパーやジップロックなどの密閉容器に入れると
いいでしょう。
ゴルゴンゾーラ協会・公式サイト(イタリア語・英語・仏語・独語・スペイン語)
http://www.gorgonzola.com/
| Gorgonzola DOP |
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